4.16.2011

05 "Discover The World of Adventure" 1/24 Volkswagen T1

ドイツレベルのSamba Busがやってきました。
























この作品では各ドアをオープンする必要があるのですが、ハセガワのキットでは、インテリア再現でかなり苦労するのが目に見えていました。
どうしようか考えていた所、ドイツレベルもワーゲンバスを出している事を知り、調べるとパッケージ写真から内装、エンジンなどが再現されているとわかりました。
どの程度の出来かは実物を見ていないので不安だったのですが、すがる思いで買ってみました。



買って大正解でしたよ!実に良く出来ています。
ディテールが超絶なキットというわけではなく、どちらかというと古くさい感じのキットなのかもしれません。(キットは最近のものです)
しかしシート、内装やシャーシの裏などの彫刻が実に良い味出してます。こういった古い年式の車に合った雰囲気なんです。実に上手い設計だと思います。何より設計者のワーゲンバスへの愛が感じられますね。












ちょっとハセガワとレベルのキットを比べてみます。
■シャーシは右側レベル(以下R社)は2パーツで構成されています。裏面の彫刻は圧倒的にR社が良いです。完成したら見えなくなってしまうのですが、このくらい表現してあればテンションが上がります。
左側のハセガワ(以下H社)は??。製品のコンセプトはどうなっているのかわかりませんが、1/24にしてはあまりにもお粗末。押し出しピンもなんだかなぁ。



 ■R社(右)には車体前面内部のカバーがついています。これを作らずに済むのは嬉しい!前後席の仕切り板もR社の方が断然良し。灰皿のモールドもあります。




■ダッシュボードはこれだけ違います。R社は2パーツを使って収納部が再現されています。スイッチ類もちゃんとついています。
H社は・・・






■一番のポイントはシートです。
全てスクラッチを覚悟していましたが、R社のシートを見て感涙にむせびました(大げさ?)
そのくらい良い出来ですよ!座面や背もたれの凹んだ感じなど実に素晴らしい!インジェクションキットでは上級のモールドです。ちゃんとパイプ状の足がパーツになっているのも◎です。
H社のはしんどい・・・。


■ボディ-R社(おまけ) 
今回23ウインドウタイプを作らないので、ボディは全く使いません。
ボディパーツが10数点に分割されていて、はたして本当に組めるのか?でした。で、試しに組んでみると、これがちゃんと出来るんです!運転席のドアの隙間がほとんど開かずにぴたっとはまります。
すりあわせはほとんどなしです。ボディ後面はエンジンパネル、トランク部共に開くのでちょっと隙間が空きます。
ただシャーシに接着しながら組んでいくので、塗装手順は考えないとダメかも。(画像のはボディだけで接着しています)内張のモールドを入れるにはこういった分割をするしか無かったのかも。(H社はボディ一体成形、内張無し)

H社、R社両者の寸法はほぼ同じなので、流用がしやすそうです!
ボディはH社、シャーシ、内装はR社の組み合わせで製作を進めて行きます。

あまり褒めていないH社のキットですが、23ウィンドウタイプでなければ、内装が見えないので気にならないと思います。ドアも開かないですしね。
あまりにもR社のキットが良すぎて厳しい事を言ってしまいましたが、今回のプランはH社のキット無しでは出来ないのです。なんだかんだで4台も買ったしね。
ちなみにR社、国内での定価は7000円位するみたいです。安売りでも4000円台でした。
私は海外から取り寄せました(送料込みで3000円くらい)

また贅沢なモデルになってしまいました。これは絶対完成させないとね。

今日はここまで ^..^




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