3.20.2013

インディアン741Bの組立 その1

遅くなりましたが、今回からインディアンの組立編です。
塗装無しのキット素組をしていきます。

インストでは説明しきれない部分や組立のコツ、加工などを出来るだけ分かりやすく書きたいと思います。手順はインストとは異なっていますのでご注意下さい。

今回は軍用タイプを作ります。
外装部以外は軍用、民間タイプもあまり変わりません。
民間タイプを作る方もこれを参考にして下さい。


ではスタート!
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1.タイヤの組立

エッチング製スポーク(E1~4)の前加工をします。

←加工箇所はこちらをご覧下さい。

良く切れるカッターと厚手のプラ版または金属板を用意して下さい。







カッターで押し切れば簡単に切断できます。
5箇所とも同様にカットして下さい。






 

ジグにセットします。

エッチングの裏面(モールドが無い側)を上に向けます。

フタを奥までしっかり被せます。

断面が平らなプラ棒や木棒を使ってエッチングのセンター(ハブ部分)を押し込みます。

一気にやらずに少しづつ力を入れて下さい。





こんな感じになります。

リム側がうねっています。

ジグのフタをうねったリムに合わせてから強く押します。

これでうねりが減ります。

 どちらか一方のスポークパーツにハブ(2,3)を接着した後、反対側のエッチングを接着します。7
リム側が左右で揃うようにして下さい。

写真がありませんが、この後左右のタイヤ(1)を貼り合わせます。

センターがずれないように注意しましょう。






2.Fフォークの組立

スプリング(6)のロッド部をフェンダーパーツに挿入します。

フェンダーの裏穴が貫通しないくらいがちょうど良い深さです。

フォーク(4)横の凹みにスプリング(6)の横棒が入ります。












タイヤを入れてから反対側のフォークを接着します。

タイヤはここでは接着しない方が塗装し易いでしょう。

フォーク上端にリンクアーム(7)の為の穴を開けます。0.5〜0.6mm
貫通させずに軽く位置だし出来るくらいの深さで良いです。

パーツ7の赤丸部にも0.6mm程度の穴を開けます。
これも貫通させないようにします。



リンクアームの取付です。

下のリンクアーム(8)はここでは接着しません。










フェンダーに補助ライト(45)取付の穴を開けます。0.5mm

位置はインストの裏面にある原寸の塗装図を参考にして下さい。

ヘッドライト(27)と補助ライト(45)を着けます。
ヘッドライトの角度はインストの裏面にある原寸の塗装図を参考にして下さい。
遮光カバー(39)を付けます。
インストにはありませんが、キットにはクリアーレンズも入っています。
米軍仕様、または軍用をベースにカスタムした民間タイプを作る場合などにお使い下さい。


スピードメーター(29)はこんな感じに取り付けます。









  
 配線をする場合は先に穴を開けておきましょう。













ハンドル(00)に調整ネジ(24)を接着します。
曲がりやすいのでハンドルは塗装後に接着した方が良いと思います。












今日はここまで