12.09.2010

SAS Jeep 3号車

今夜は東京ミッドタウンに行ってきました。
あちらこちらに趣向を凝らしたイルミネーションがありました。

↑イルミネーションが良く見える3階の中華レストランからの眺めです。


夜景はさておき・・・


SASジープ3号車です。

■武装はCal 50 M2 Aircraftとビッカースの組み合わせ。
放熱穴の開いたバレルスリーブは航空機搭載タイプのCal.50で、実にカッコイイ!
弾薬ベルトはアドラースネストの真鍮製弾薬とボイジャーのエッチングクリップです。
弾薬は30発+エッチングはかなり高価なものとなりましたが、プラ製に比べるとかなり精密感が出たと思います。
クリップを同じ様に丸めて何個も作るのは結構大変で、ジグを作ればもっと楽に出来たかもしれません。
ちょっと弾の間隔が開きすぎてしまったのは反省点ですね。
射撃後にクリップはバラバラになるので空薬莢と共にジープの床面やジェリカンの周りに蒔いています。



■ボンネットには1列のジェリカンとカモフラージュネット、右フェンダー上にオイル缶をロープで固定した積荷を置き、先の2台とは変化を付けてみました。



■後部はプラスモデルの木箱と弾薬箱、オイル缶などを積み込んだ上に毛布類を重ねています。
不毛の土地を何千キロも移動するジープには水筒やカップ類の生活用品も欠かせない装備です。
バッグ類はジェリカンラックに巻き付けたり、ジェリカンの持ち手に通したりと、色々な方法で下げています。乗員になったつもりで荷物の配置や固定方法を考えると楽しいと思いますよ。




■スペアタイヤはいくつかの方法で固定している様です。通常のジープにみられるラックを使ったり、直接リアのパネルにボルト留めしていたり。よくわかる資料がないのですが、当時の写真からスペアタイヤの固定方法を推測しています。車体に固定したタイヤに重ねるように縛り付けられたタイヤをよく見かけるところから、かなりタイヤの消耗があったのでしょうね。スペアタイヤもSASジープの特徴を出せる装備品ですね。




■その他キットにはSAS装備品だけではなく、シープそのものをアップデートするパーツを用意しています。
例えば、メーターやスイッチ類を細かく再現したダッシュボード。これにはサンコンパスの基部もついています。
また使い込んでへたったクッションがついたシート、その下にはキャップがついたガソリンタンクもあります。
ペダル類、車内の補強用プレート、前バンパーやボンネットの留め具などなど、他のジープ用ディテールアップ製品を買わなくても、十分なパーツが入っていると思います。



■フィギュアは2号車同様の方法でスクラッチしています。




■ドライバーが腰に付けているのはPrismatic Marching Compasです。
キットにはケース、3様のコンパス(閉状態、開状態、使用時)が入っています。


 ■助手席の隊員がしているゴーグルはキットに入っていますので(2種入)、スクラッチする時に役立つと思います。










次回はベース編です。

2 件のコメント:

  1. 脱帽です。
    生きてるみたいなフィギュア
    未塗装でこの状態はすごいですね
    ひとつひとつが丁寧で素晴らしいの一言
    勉強になります

    返信削除
  2. たかひろさん

    いつもありがとうございます。
    たまにしか完成しないモデラーですが、これからもよろしくお願いします。

    返信削除