組み立て編の最終回です。
■リアのバンパー【M02】を取り付けます。
多少の変形がありますので、修正しながらボディに這わせます。
■ライセンスプレートはフロント用と同様2枚組み合わせます。【e6、e9】
画像の赤線部を境に少し下端を上に曲げます。
その上にライセンスプレート用ライト【e10】を接着します。
■ライセンスプレート用のヒンジ【右e7、左e8】はトランクの開閉状態によって形状が異なります。
●トランク閉状態。
トランクにヒンジを取り付けます。
トランクを閉じる時は画像下のように切断して使います。位置はこんな感じです。
ハンドル【M09】は横向きで付けます。
●トランク開状態。
ヒンジの先を90度に曲げて使います。
ハンドル【M09】は縦向きで付けます。
■エンブレムをつけます。
エッチングとデカールが選択できますのでお好きな方を使って下さい。
作例はエッチング使用です。
最初にライセンスプレートとエンブレムの間隔に合わせて細切りしたマスキングテープを貼ります。センター位置の印も付けましょう。
実車の画像を参考に文字の位置を確認。
瞬間接着剤を少し付けて、まずは1文字固定し位置に問題がなければ残りの文字を接着していきます。
*今回と塗装完成サンプルはMr.ジャスト 高強度タイプを使いました。
少量でも塗装面にしっかり接着できました。白曇もなかったです。
■トランクを閉めた状態で接着しました。
■トランクを開けた状態です。
ライセンスプレートは垂直にぶら下がります。
ヒンジの横下にある2つの凸はライセンスプレートがトランクに当たらない為のストッパーです。ゴムなので黒で塗ります。
■サイドボディトリムを貼ります。
ボディの縁のラインとエッチングはほぼ合っているので、前後左右どこから貼り始めてもOK。先端はカットが必要です。
まずはボディ中央側で接着し、ホィールアーチに移動しながら接着します。
前のトリム【e19、e21】はバンパーの下くらいの所でカット。
後【e20、e22】はボディの水平のパネルラインでカットします。
真ん中のトリム【e23】は前後のトリムの間隔に合わせてカットして使います。
接着はエンブレムと同じく瞬間接着剤を使用しました。
タイヤハウス側から接着剤を入れていけばボディを汚さないで接着出来ます。
これで組み立て終了です。
次回は補足とディテールアップ箇所などを書いてみたいと思います。
6.18.2012
6.16.2012
ミニの組立ガイド その5
間があきましたが、ボディの組立編です。
■ドアの組立。
サッシに2枚のスライドウインドウをはめ込みます。
奥に入るのが■状の板、手前が▲状の板です。
■状の板には雨進入よけのパーツが付きます。
これはエッチング【e5】またはデカール(黒い帯)を選択して付けて下さい。
下の実車写真を参照して下さい。
■2つの四角いキャッチピンと取付レールはクロームカラーです。
キットではピンはスライドウィンドウが閉められた位置に付いています。
キャッチピンを一旦切り離して、前後ウィンドウを任意の箇所にスライドさせた後、キャッチピンを
ウインドウの位置に合わせて再接着すれば、窓を開けた状態にできます。
■一番上の画像にはすでに付いていますが・・・
ドアのポケット【14、15】を取り付けます。
モーリスは下の様に端にあるドアキックシールドのモールドを削り取って下さい。
(オースチンはキットのままです)
上端のモールとドアキックシールドはアルミ色です。
ドアを閉めた場合、シートに干渉する場合は、ポケットのパーツの裏側を削って調整して下さい。
開状態にする時はそのままでOKです。
←実車写真
■ディテールアップのポイント
上の実車画像のように実車ではドアオープン用のコードが付いています。
内側の2箇所に0.5mm程度の穴をあけ、黒コードを差し込み固定します。
作例は0.3の黒テグスにビニールコードの被覆部を切って通したモノを使いました。
初期のミニの特徴なのでぜひ付けてみて下さい。
■リアクオーターのウインドウをつけます。
先にクリアパーツをボディ側に接着し、その後モールのパーツ、オースチンは【e18】モーリスは黒ABSパーツを接着します。
←モーリス
オースチンは開閉できますが、モーリスは開閉しません。ヒンジのモールドは削ってください。(赤印)
内側のゴム枠(青印)黒色です
塗り分けの参考にして下さい。
(シートはキットのタイプとは異なります。)
■フロントウインドウ、リアウインドウ
ウィンドウをはめ込んだ上から黒ABSのウインドウシールドを乗せて接着固定します。
仮組で位置を確認してから本接着をして下さい。
ボディ内側のゴム部分は黒です。
ウインドウシールドの差異について。
・スタンダード(モーリス)はゴムだけで構成されています。
・デラックス(オースチン)中央にクローム製のロックストリップがついています。
これを1/32で表現するのは難しいですが、キットのパーツにはうっすらと中央が凸モールドされています。筆の腹を使って銀色系の塗料をこすりつける様に塗れば、できるかもしれません。
■ワイパー【e11】は先にブレード部分を下に曲げます。
ゴム部分を黒で塗り分けます。
ボディ側の受け部分も黒です。
横にある突起はウオッシャー液のノズルです。これも黒で塗ってください。
←実車写真
■インストとは手順が違いますが、ここでボディを乗せました。
タイヤ【39】&ホィールキャップ【M04】
こちらはモーリス用です。
■ガスキャップ【M11】の取付です。
キャップ部:オースチンはクローム仕上げ、モーリスはボディ色となります。
フィラーネック部:ゴム製なので黒で塗ってください。
■トランクルームにガソリンタンク【37】を入れます。
テールライトのプレート部【e13】を接着します。
エッチングパーツを磨いてクロームの様に光らせましょう。
その上にライトのパーツ【右e02、左e03】を接着します。
色はクリアオレンジ+クリアレッドです。
今日はここまで
次回は車体編最終回です。
■ドアの組立。
サッシに2枚のスライドウインドウをはめ込みます。
奥に入るのが■状の板、手前が▲状の板です。
■状の板には雨進入よけのパーツが付きます。
これはエッチング【e5】またはデカール(黒い帯)を選択して付けて下さい。
下の実車写真を参照して下さい。
■2つの四角いキャッチピンと取付レールはクロームカラーです。
キットではピンはスライドウィンドウが閉められた位置に付いています。
キャッチピンを一旦切り離して、前後ウィンドウを任意の箇所にスライドさせた後、キャッチピンを
ウインドウの位置に合わせて再接着すれば、窓を開けた状態にできます。
■一番上の画像にはすでに付いていますが・・・
ドアのポケット【14、15】を取り付けます。
モーリスは下の様に端にあるドアキックシールドのモールドを削り取って下さい。
(オースチンはキットのままです)
上端のモールとドアキックシールドはアルミ色です。
ドアを閉めた場合、シートに干渉する場合は、ポケットのパーツの裏側を削って調整して下さい。
開状態にする時はそのままでOKです。
←実車写真
■ディテールアップのポイント
上の実車画像のように実車ではドアオープン用のコードが付いています。
内側の2箇所に0.5mm程度の穴をあけ、黒コードを差し込み固定します。
作例は0.3の黒テグスにビニールコードの被覆部を切って通したモノを使いました。
初期のミニの特徴なのでぜひ付けてみて下さい。
■リアクオーターのウインドウをつけます。
先にクリアパーツをボディ側に接着し、その後モールのパーツ、オースチンは【e18】モーリスは黒ABSパーツを接着します。
←モーリス
オースチンは開閉できますが、モーリスは開閉しません。ヒンジのモールドは削ってください。(赤印)
内側のゴム枠(青印)黒色です
塗り分けの参考にして下さい。
(シートはキットのタイプとは異なります。)
■フロントウインドウ、リアウインドウ
ウィンドウをはめ込んだ上から黒ABSのウインドウシールドを乗せて接着固定します。
仮組で位置を確認してから本接着をして下さい。
ボディ内側のゴム部分は黒です。
ウインドウシールドの差異について。
・スタンダード(モーリス)はゴムだけで構成されています。
・デラックス(オースチン)中央にクローム製のロックストリップがついています。
これを1/32で表現するのは難しいですが、キットのパーツにはうっすらと中央が凸モールドされています。筆の腹を使って銀色系の塗料をこすりつける様に塗れば、できるかもしれません。
■ワイパー【e11】は先にブレード部分を下に曲げます。
ゴム部分を黒で塗り分けます。
ボディ側の受け部分も黒です。
横にある突起はウオッシャー液のノズルです。これも黒で塗ってください。
←実車写真
■インストとは手順が違いますが、ここでボディを乗せました。
タイヤ【39】&ホィールキャップ【M04】
こちらはモーリス用です。
■ガスキャップ【M11】の取付です。
キャップ部:オースチンはクローム仕上げ、モーリスはボディ色となります。
フィラーネック部:ゴム製なので黒で塗ってください。
■トランクルームにガソリンタンク【37】を入れます。
テールライトのプレート部【e13】を接着します。
エッチングパーツを磨いてクロームの様に光らせましょう。
その上にライトのパーツ【右e02、左e03】を接着します。
色はクリアオレンジ+クリアレッドです。
今日はここまで
次回は車体編最終回です。
6.04.2012
ミニの組立ガイド その4
今月のモデルカーズ194号は1/32、1/35の車特集です。
タイトルは「小スケールキットの逆襲!}
32つながりでうちのミニも再登場です。
掲載作品はどれもスケールを超えた良いものばかりです。
ぜひご覧下さいね。
それではボディの組立にいきましょう。
■ボディに付いているサポート材を切り取ります。
1.下側、左右にある丸棒
2.左右ドアとフロントウインドウのゲート。表裏からカッターでなぞれば簡単に切り離せます。
いきなりニッパーで切ると、ボディの必要部分を欠いてしまうので丁寧にやりましょう。
3.トランクのサポート材。
4.グリルの開口。ここはサポート材が厚めなので、少しずつカットして下さい。
グリルのパーツ〜モーリス【38】、オースチン【M14】がうまく収まるように様子を見ながら作業します。
パーティングラインがノーズの下にあるので、ライセンスプレート用の支柱を一旦切り取ってしまうとヤスリがけがし易くなります。
5.ボンネット部のサポート材はインストでは取る様に指示していますが、取らなくても問題ありません。(画像は取りました)
■ドリップレールの加工
屋根に沿ってあるドリップレール。しずくを落とす為の板のモールドを切り取ります。
ちょっと出っ張っている細い板です。(赤い印の部分)
↑の部分です。(後側)
細かい話ですが、これは1960年5月以降に付けられたので、1959〜1960年初型はつきません。
1960年5月以降の設定なら、そのままでも良いです。
前はここからです。
左右ともにカットです。
カッターで切った後、ヤスリ等で整えてください。
■サンバイザーとルームミラーの取付。
モーリスは運転席側のみに付きます。
助手席側のバイザー基部を切り取ります。
ルームミラーをしっかり付ける為に受けの穴を軽く開けます。(⌀0.5mm)
サンバイザーの色は内装色と同じです。(インスト参照)
ミラーは黒です。
天井内張の色はオースチン、モーリス共に
Pale Greyです。
■オースチンのグリル【M14】を取り付けた後にグリルサラウンド【M05】を付けます。
実車では上部中央は抜けているのでカットました。
(画像下)
モーリスのグリルは白塗装パネルになります。
■ターンシグナルレンズを付けます。
エッチング製ベゼルリング【e12】は穴を爪楊枝に差して、持ちやすくして磨きました。
ボディ側の受けはゴムなので黒で塗っておきます。
レンズはクリアオレンジです。
上画像:オースチンはエッチング【e17】+デカール
下画像:モーリスはメタルパーツ【M14】をつけます。
実車のバッチを貼っておきますので参考にして下さい。
■バンパーとヘッドライトリムの取付
メタルのヘッドライトリム【M03】を接着します。
オースチンはオーバーライダー付きのバンパー【M01】です。
メタルパーツが曲がっていたら手でまっすぐに伸ばして下さい。
オーバーライダー(左右にある縦型の凸)が垂直になる様に注意します。
オプションの様なので、付いていない車両も見られます。
■ヘッドライトのリム【M03】にクリアレンズを接着します。
ボディに付ける際は、レンズカットの格子が平行になるようにします。
ライセンスプレートの取付
ベースプレート【e5】にライセンスプレート【e9】を貼り合わせます。
英国登録車はプレート黒色です。
(縁がシルバーも見受けられます)
取付用の金具は黒です。(実車写真参照)
今日はここまで
次回、車体編つづきます。
タイトルは「小スケールキットの逆襲!}
32つながりでうちのミニも再登場です。
掲載作品はどれもスケールを超えた良いものばかりです。
ぜひご覧下さいね。
それではボディの組立にいきましょう。
■ボディに付いているサポート材を切り取ります。
1.下側、左右にある丸棒
2.左右ドアとフロントウインドウのゲート。表裏からカッターでなぞれば簡単に切り離せます。
いきなりニッパーで切ると、ボディの必要部分を欠いてしまうので丁寧にやりましょう。
3.トランクのサポート材。
4.グリルの開口。ここはサポート材が厚めなので、少しずつカットして下さい。
グリルのパーツ〜モーリス【38】、オースチン【M14】がうまく収まるように様子を見ながら作業します。
パーティングラインがノーズの下にあるので、ライセンスプレート用の支柱を一旦切り取ってしまうとヤスリがけがし易くなります。
5.ボンネット部のサポート材はインストでは取る様に指示していますが、取らなくても問題ありません。(画像は取りました)
■ドリップレールの加工
屋根に沿ってあるドリップレール。しずくを落とす為の板のモールドを切り取ります。
ちょっと出っ張っている細い板です。(赤い印の部分)
↑の部分です。(後側)
細かい話ですが、これは1960年5月以降に付けられたので、1959〜1960年初型はつきません。
1960年5月以降の設定なら、そのままでも良いです。
前はここからです。
左右ともにカットです。
カッターで切った後、ヤスリ等で整えてください。
■サンバイザーとルームミラーの取付。
モーリスは運転席側のみに付きます。
助手席側のバイザー基部を切り取ります。
ルームミラーをしっかり付ける為に受けの穴を軽く開けます。(⌀0.5mm)
サンバイザーの色は内装色と同じです。(インスト参照)
ミラーは黒です。
天井内張の色はオースチン、モーリス共に
Pale Greyです。
■オースチンのグリル【M14】を取り付けた後にグリルサラウンド【M05】を付けます。
実車では上部中央は抜けているのでカットました。
(画像下)
モーリスのグリルは白塗装パネルになります。
■ターンシグナルレンズを付けます。
エッチング製ベゼルリング【e12】は穴を爪楊枝に差して、持ちやすくして磨きました。
ボディ側の受けはゴムなので黒で塗っておきます。
レンズはクリアオレンジです。
■ボンネットバッチを付けます。 |
下画像:モーリスはメタルパーツ【M14】をつけます。
実車のバッチを貼っておきますので参考にして下さい。
■バンパーとヘッドライトリムの取付
メタルのヘッドライトリム【M03】を接着します。
オースチンはオーバーライダー付きのバンパー【M01】です。
メタルパーツが曲がっていたら手でまっすぐに伸ばして下さい。
オーバーライダー(左右にある縦型の凸)が垂直になる様に注意します。
オプションの様なので、付いていない車両も見られます。
■ヘッドライトのリム【M03】にクリアレンズを接着します。
ボディに付ける際は、レンズカットの格子が平行になるようにします。
ライセンスプレートの取付
ベースプレート【e5】にライセンスプレート【e9】を貼り合わせます。
英国登録車はプレート黒色です。
(縁がシルバーも見受けられます)
取付用の金具は黒です。(実車写真参照)
今日はここまで
次回、車体編つづきます。
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