4.30.2013

インディアンの実車画像編 その2

GWのさなか、皆さんはどのようにお過ごしですか?

ボクは普段通りに仕事をしています。

今月は静岡ホビーショーや1泊旅行があるので、GWはとくに休みもなく過ごします。
天気が良いのでサイクリングしたいですけどね。


ではインディアンの実車をアップしていきましょう。


左前のアングルです。

フォークに空気入れが装着されていますが、これは
オリジナルではなさそうです。

軍用仕様ではフォーク、メーター、ハンドル等はガソリンタンクと同色です。

メーターなどの配線がごちゃごちゃとついてます。



サスペンションの調整ハンドルです。


各アーム、スプリング、ライトの基部の関係が分かると思います。

















スピードメーターの取り付け位置。


右側のブレーキ周辺です。

下のワイヤーがブレーキ

上の突起部分はスピードメーターの
ケーブルのジョイントになります。

 ホーンの取り付け位置がわかります。形状はオリジナルでは無いです。

エアクリーナー周辺です。

ギアケースと変速機のロッド基部。


変速ペダル、ステップなど。

ギアケースの後部。
キットでは省略していますので、気になる方はこの画像を参考にして下さい。

下のアームはリアブレーキのものです。
取り付け位置がわかるでしょう。

エアクリーナーのパイプの上に見えるのがシフト用のアームです。

 セーフティガードの位置がわかる画像です。

キットでは同じ構造で接着するのは難しいので
少し変えています。

 フレームとエンジンブロックの固定箇所。

ジェネレーター(発電機)が見えます。

 真上からみた変速ペダルとステップ。

サイドスタンドの取り付け箇所。























右側リアタイヤ周辺。
















 エンドプレート。



リアブレーキのロッド。
スタンド、フェンダー用ステー。

フェンダー用のステーは垂直方向のものが水平方向のもののに重ねられています。

水平方向のステーが上になっている車体もありました。キットでは水平方向が上になるようにしています。













 左側エンジン周辺です。

 バッテリーとキックペダル、チェーンカバーの位置関係がわかります。


チェーンカバーはフェンダーステーに付いている金具に留められています。

エンドプレート周辺。

チェーンの引きを調整するボルトがあります。

ブレーキペダル、ステップ用プレートとの位置関係がわかります。

別角度より。

ジェネレーター。

サドルのスプリングプレート。

フェンダーにはイグニッションコイルが留められています。

ハンドル、ガソリンタンク周り。

3つあるキャップのうち、上2個はガソリン注入口、下のものはオイル注入口です。


 ガソリンタンク前方のパネルにある計器は
右がアンメーター(電流計)、左がライトスイッチです。

コーションプレートの位置がわかります。

 サドルの取り付け金具の形状がわかりますね。

スプリングプレートの位置。

上がサービス・テールランプ

下はブラックアウト・テールランプ。
(色は上と同じになります)




















いかがでしたか?

画像はもっとあるのですが、どこまでアップしたら良いのか分からないのでキット製作に役立ちそうなものを選んでいます。

他にこんな箇所の画像が見たいというリクエストがあればアップしますね。

それではインディアンの製作がんばってください!!

4.25.2013

インディアンの実車画像編 その1

数回に分けてインディアンの取材写真をアップします。

この車体は741Bに準じて手を入れてありますが、完全な1940年代当時の仕様ではありません。
とはいえ、キット製作の際にはパーツの取り付け位置や方法、また配線等のディテールアップには
参考になると思います。
うちのキットはこの車体での採寸と形状の把握をし、当時のマニュアルやパーツリストにて作図しています。



軍用仕様はエンジン関係をのぞき、ほぼ全体がオリーブドラブ(米軍)かダークグリーン(英軍)です。
この車体はフレームやフォーク、ホィールが艶有りの黒で塗られています。
民間仕様にカスタムされたものと軍用のパーツをミックスして組まれたのでしょうか・・・






















































タイヤはオリジナルより太いものを履いています。当時のタイヤは結構細いものなので、違和感があります。

タイヤのボリュームがあるので、マッチョな感じです。
実際はもっとスマートです。
外装品はほぼオリジナルなのでしょう。




エアクリーナーは当時のものでしょう。
ホーンは?

テールライトは上段はオリジナルですが、下段のものはどこかから持ってきたものでしょう。


リアフェンダーにはキャリア用の穴が開いています。他にも無数の穴があるのは
補助シートを付けていた名残?
ガソリンタンクのキャップやハンドル、サドルのステーは軍用なら車体と共色です。

車幅の参考になると思います。


今回は全体像をお届けしました。
雰囲気が伝わったでしょうか?

次は細部の画像をアップしますね。

では〜

4.19.2013

インディアン741Bの組立 その4

またまた前回から時間が空いてしまいました。
ご免なさい。


では続きをスタート!



フットブレーキペダルは画像38aにある赤丸(右側)に接着します。
接着位置は青丸になります。

プレート(E13)を取り付けます。

フットレスト(31+E12)を○凹みの位置に接着して下さい。

プレートに開いている穴部分にボルトヘッド取り付けると良いでしょう。
(ボルトはキットには入っていません)






バッテリー(34)と工具箱(35)を画像の様に取り付けます。


キックペダル(18)を「組み立て編その2」で開けた穴に接着します。









キャリア(44)をリアフェンダーに接着します。
位置はフェンダー上にある2箇所の○凹みになります。
車体と平行になるように注意します。
フロントフォークと合体した後に取り付けると平行がわかりやすいです。





チェンジペダル(E9)を画像の様に曲げておきます。









シフトレバーのリンケージを付ける為のロッドの準備をします。
0.5または0.6mm程度の穴を開け、そこに同径の金属棒を接着します。
金属棒の長さはギヤケースの裏側を目安に切ります。





シフトレバーのリンケージ(E22)を取り付けます。
先ほどの金属棒の長さを調整しながら、リンケージの先がギアケースの裏側になるようにします。

フットレスト(31+E12)を○凹みの位置に接着して下さい。




チェンジペダル(E9)を先に取り付けたプレートの○部分に合わせて接着します。
ペダルの角度は前上がりになります。

ペダルのリンケージ(E14)を画像の様に付けて下さい。
先にギアケースに接着してから、先端をペダル側につけます。カットして長さを調整して下さい。





ガソリンタンク(26)の裏側にコック取付用穴を開けます。
穴位置は画像を参考にして下さい。

フレームに左右のガソリンタンク(25.26)を挟み込んで接着します。
【説明書には番号が抜けていましたね。済みません。】

キャップ(20)3個を接着します。






サドルの取付。
サドル本体(33)とスプリングパーツ(9)を組みます。

サドルパーツの先端はガソリンタンク上にある取付金具に合わせて下さい。
スプリングのプレートはリアフレームに接着します。

テールライトはインストのペインティングガイドにある原寸図を参考に位置を決めて下さい。

サドルパーツの先端はガソリンタンク上にある取付金具に合わせて下さい。
スプリングのプレートはリアフレームに接着します。 

銘板(E20)忘れていました。











リアフェンダーにステーをつけましょう。
まずはステー(E19)をエンドにつけ、その上に(E18)を重ねて貼ります。
左右共付けて下さい。








キャリアにつくバッグ用プレート(E23)を加工します。
実車は、Y字部分は凸モールドになっていますので、再現します。
ニードル等の先端を押しつけるようになぞります。
バッグを取り付けると見えなくなってしまいますが・・・・
バッグ無しにする場合は効果がありますね。

左が加工したもの。











 キャリアにプレートを接着します。(左右共)

スタンド(23)の内側にプレート(E21)を曲げて貼ります。
インストとこの画像を参考につけてください。

ガード(22)を取り付けます。











 一気に完成へと向かいます。(写真細かく撮ってなかっただけ)


 本体とフロントを合体させます。


シフトレバー(19)
ガソリンタンク〜フレームのヘッドにある金具にメーター(30)つけます。


サスペンション調整ハンドル(E6)をつけます。

フロントフェンダーにステー(E8)と(E7)を接着。
E7が上に重なります。

サイドスタンド(真鍮パーツ)取付穴を開けます。
穴は0.6mm、貫通させないように注意して下さい。

スタンドを立てた時はこんな感じです。


スタンドをしまう時は取付部を内側に曲げます。


たたんだ時はこんな感じ。














組み立て編はこれで終わりです。

塗装する時は手順がこの通りでは無くなりますが、各パーツの取付位置は
おわかりになったと思います。

次回は取材で撮影した画像をアップします。
(あまり時間を空けないようにします・・・)