11.20.2012

ミニギャラリーその2【中村太一さん】

完成第2号は前回の酒向さんと同じく湘南モデルカー愛好会」の中村太一さんです。
中村さんは舞台、音楽、テレビ出演等で活躍中の俳優です。


タミヤニュース VOL.510 2011年11月号「模型ファンをたずねて」で紹介されたのでご存じの方も多いと思います。

それでは作品をご紹介します。

Austin Seven (Speedwell Blue)



仕事も模型製作も熱い男!中村太一さんからのコメント

初めてスーパーカークラッシックス(ネコパブリッシング刊)にて野村勲氏の作品に恋焦がれて以降、私なりにあの独特の雰囲気に近くなるべく試行錯誤してまいりました。
あれから20年、野村勲氏ともお話させて頂き、氏のピースコン、コンプレッサーを譲り受け今回ボディ塗装しています。
さて土台となるこのキットの素晴らしい事!私のモデルカーの特徴となる最終磨き処理を一切行わないベタ塗りの古臭い雰囲気に似合う酸化した味が出せるホワイトメタル、エッチング、透明レジンの標準装備はもちろん、究極なまでに絶妙なミニの雰囲気を確実に捉えたプロポーション。
こちらがモデリングに加速しようとアクセルを踏み込めば確実に理想まで運んでくれるキャパシティを持っているキットと私は実感いたしました。

皆様にも是非この素晴らしいキットを自分なりのアクセルの踏みかたでご自分の理想へ加速させてみてはいかがでしょうか?
最高の満足感、モデリングの楽しさを手に入れられる事は間違いないでしょう。



11.19.2012

ミニギャラリーその1【酒向 潤さん】

ホビーフォーラムが終わり、ほっと一息。
お陰様で先行販売分のMINI VANは完売しました。
現在は12月の正式発売に向けて準備をしています。

ホビーフォーラムの会場では弊社のMINIサルーンタイプの完成作品が並んでいました。
製作途中の報告は数点うけていましたが、今まで完成したモノを見る事ができませんでした。

 ちょっと難しいキットになってしまったのかな?と不安だったので、こうして目の前で見られたのは
感激でした。我々の子供同然なキット達ですから、無事に完成してくれると本当に嬉しいです!


その作者の方にお願いして画像を送って頂いたのでご覧下さい。

完成第一号は「湘南モデルカー愛好会」の酒向 潤さんです。
先のブログでご紹介した製作記の方です。

一時、ドア、トランクの開閉を試みたりとキットで遊んで下さいましたが、最終的にはノーマルに戻しての完成です。
展示の際はインテリアが見える様にボディを外して置くなど、キットの内容が分かる工夫をして下さいました。
また、多くの方からの質問に答えたり、アドバイスをして下さったとの事。
宣伝部長ありがとうございました!



酒向さんからコメントを頂いています。

Swash Design初のヒストリックカーシリーズ第一弾!
「AUSTIN Seven」を製作しました。
大好きなミニでしたので、心ワクワク!
箱を開けて驚いたのは、薄いレジンのボディ…。
縮み・歪みを心配しましたが、組み合わせは全く問題なし。
ボクのようなレジンキット初心者でも組み上げられました!
カラーは専用塗料のスピードウェルブルー。
この専用塗料に4~5%のウレタン専用塗料の硬化剤(Finisher's GP1)を加え、
下地処理をしっかりと行ってから、
サフ無しでそのままボディにエアブラシにてうすーく塗装しました。
サフを吹くと、せっかくのディテールが台無しになりますし、
この塗料は隠蔽性が高く、サフを吹く必要がありません。
暖めること4時間。完全に硬化しました。
ホコリを#3000のメッシュ研磨布で軽く擦り取り、
仕上げはクレオス製の缶スプレー「TOPCOAT【光沢】(水性)」を
空ビンに移し替えてエアブラシで軽くひと吹きしました。
吹きっぱなしでも、ツヤツヤボディに仕上がります。
手を加えたところは、フロントアクスルを弄りステアを切れるようにしました。
ナンバーはこれからMDプリンタで出力します。
今後の「Swash Design」のキットに期待が高まります。
今回の製作で、益々ミニが好きになりました。


11.05.2012

ホビーフォーラム2012 出店

 

今週末に行われるホビーフォーラム2012出店に向けて、新製品の準備に追われる毎日を過ごしています。

先ほどパッケージ用カードとインストを入稿して、ほっと一息。
トラブルさえなければ10日までには刷り上がってくるでしょう。

明日以降はキットの生産が待っています。
準備日数の関係でホビーフォーラムにはそれほど多くの数量は持ち込めません。
用意できるのは10セット未満かもしれませんし、サンプル展示で終わってしまう恐れもあります。
明日からのがんばり次第です。
発売されたとしても、早い者勝ちかも。


Austin&Morris Mini Van (Flat Roof Type)
キットは1960〜1967年頃のモデルになっています。

バンはサルーンに比べると、モデルチェンジが少ないようです。
大まかにみるとルーフがフラットな初期型とリブが入った後期型に分かれています。
フロントグリルやダッシュボード等も形状がほぼ同じまま。
もちろん、小さな変更はあるのでしょうが、廉価な商用車のせいかあまり変化しません。


ミニ・バンのキット
既に1959サルーンのミニがあるので、バンタイプの専用パーツを作れば良いわけですが・・・
ボディはもちろん、シャーシー、シート、後部ドア、その他小パーツなどが全くの新造です。

実車で100mm長いだけなのに、後部が斜め垂直なので数字以上に大きく感じます。
なので、ボディとシャーシーはサルーンよりも肉厚にし、しっかりさせました。
サルーンのキットでの経験を踏まえて、さらに進歩できたと思います。
早くサンプル組したいです!

実はメンバー所有車を作りたかったのですが、こちらは1971年リブ入りルーフのMk-3
なのでキットとはちょっと違います。(サンプルはSWASH DESIGNロゴ入りの社用車にして作りますけど。)



純正カラーは10色用意されています。
実用車なので地味な色が多いですね。

サルーン同様にバンの専用塗料を発売したかったのですが、1車種に10色用意するのはかなり大変で、キットと塗料の販売比率はどうみても釣り合いが取れそうにありません。
このような事情から発売を断念しました。

バンは社用車や配達車など働く車なので会社や店のカラーやロゴに塗り替えて使われる方が多かったと思うのでそれほど純正カラーにこだわる必要はない気がします。

 Royal Mailの配達車やロードサービス会社、ポリスカーなどは純正カラーではありませんしね。

商売を営んでる方は社用車の設定でデザインして、作ってみてはいかがでしょう。
ミニバンにはこの遊び方が楽しいと思います。



当日はこのミニ・バンを含め、商品は全てイベント価格でご提供しますので、ぜひお買い求め下さい。
質問などございましたら、お気軽に声を掛けて下さいね。
メンバー3人とも皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

Doozy Modelworksも一緒に出店しますので、こちらもお楽しみに。

 SWASH DESIGNは入口から向かって左側のF-9です。



2012年11月11日 日曜日 10〜16時 
会場  :  横浜港大さん橋国際客船ターミナル内 大さん橋ホール
〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4
入場無料