それではフレーム編行きます。
前加工として数カ所に穴開けをします。
まずヘッド上下に径1.0mmの穴を開けます。
それぞれ2mm程度の深さで良いでしょう。
貫通させてもOKです。
最初から1.0mmのピンバイスを使わず、0.5mm位で様子を見ながら開けて下さい。
キックペダル用の穴です。
径0.5mmを深さ1ミリ程度で。
赤丸の箇所に径0.7mm 深さ1ミリ程度を開けて下さい。
シリンダーヘッド(14、15)には径0.6mmを軽く開けておきます。
シリンダーヘッドの取付はこんな感じになります。
左右のリアフレーム(11.12)のエンドに穴を開けます。
これは軸になる金属線(用意して下さい)と同じ径を開けます。
径0.5〜0.8mmが良いと思います。
ここでは0.6mmにしました。(ホィールパーツの中心にも同じ径の穴を開けて下さい)
リアフレームの接着です。
上下2箇所にある横棒同士を接着します。
パーツの変形があると思うので、先の開けたフレームのエンド穴に金属線を仮留めして
位置を決めましょう。
メインフレームとの位置合わせは接合後にも出来ます。
点付けの接着なので強度不足になりがちです。
接合部の両側に穴をあけて金属線で補強する、あるいは半田付けで一気に溶接すると良いでしょ
う。
ここでは半田付けをしました。
失敗するリスクも有りますが、これが一番強いです。
コツとしては必ずフラックスを使う。
コテの温度は半田が溶ける程度で、あまり上げ過ぎないこと。(低温半田が使いやすいです)
溶けた半田が小手先に乗ったら、さっと接合部に当てて溶かし込む感じ。
キットのパーツを溶かし過ぎない様に注意です。
後はきれいにフラックスを洗い落として下さい。
メインフレームにリアフレームを取付ます。
がっちりと着けて下さいね。
クランクケース(16)はリアフレームと干渉するので、赤部を少しずつ削りながら合わせて下さい。
クランクケースとリアフレームはこの辺りが干渉します。
リアフレームがセンターにくる様に調整してください。
ホィールパーツを入れてみます。
まずは左側にブレーキドラムカバー(11B)をフレームエンド内側に接着します。シャフト用の穴と位置を合わせてください。
矢印にある穴はこの画像の向きになります。
右側にはチェーン(E17)を通しておきます。
金属線を貫通させて仮留め。
ホィールパーツがフレームのセンターに合わない時はスペーサーなどを挟んで調整して下さい。(キットには入っていません)
リアブレーキのロッドパーツ(E15)はこの位置で接着します。
変形が心配でしたら、後工程で接着しても良いでしょう。
エンジン部分にカバー?(10B)を接着。
隙間が出てしまう時はパーツを削って調整して下さい。
ステップ&ブレーキペダル取付用プレート(E10)はこの位置です。
穴が開いている箇所には小さなボルトを貼ると良いです。
ちょっと中途半端ですが、今日はここまで。
すぐに続きをアップします。
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